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この映画を観たのは日本時間で3月6日にあったアカデミー賞授賞式直後。リース・ウィザースプーンというアメリカン・アイドル的女優が主演女優賞を受賞した作品なので、『それなら観とかなくちゃ。』と、新宿タイムズスクエアまで。それから1週間以上経ってしまいましたが、忘れる前に感想を(笑)
この映画は、1950年代半ばから1970年代始めにかけて数々のヒットを飛ばしたジョニー・キャッシュというカントリーミュージシャンの伝記映画。リース・ウィザースプーンは、ジョニーが恋に落ちるカントリー歌手・ジューン・カーターを演じている。ちなみにジョニーを演じているのは、「グラディエーター」「ヴィレッジ」、そしてこれも話題になった映画「ホテル・ルワンダ」に出演している、ホアキン・フェニックス。映画には同時期に活躍していたジェリー・リー・ルイス(ウェイロン・マロイ・ペイン)やエルヴィス・プレスリー(タイラー・ヒルトン)も出てくる。私の世代では身近な人ではないけど、現在60歳前後の人なら本人達と比較しやすく、より理解出来た映画だったのではないでしょうか?
感想は、ストーリーや役者の演技そのものが素晴らしいというより、この役を演じるに当たって様々な努力をしたであろうバックグラウンドが見事って感じかな?リースの歌う歌は『吹き替えか?』と思うほど上手だし、ホアキンの歌い方やギターの弾き方もハマってる。当時のファッションも浮く事なく着こなしており、60年代にトリップしたかのよう。そういった全てを評価されて受賞したオスカーだったのかもしれません。
日本では大々的に公開されませんでしたが、キューティー・ブロンドシリーズのイメージとは全くといっていいほど違う大人の女性を演じたリースを観たい方は、DVDでご覧下さい。
挿入歌もいいのでサントラもおすすめ♪
- アーティスト: T-Bone Burnett
- 出版社/メーカー: Wind-Up
- 発売日: 2005/11/15
- メディア: CD
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