shieri2006-03-23

毎週土曜日の朝はいつも遅い目覚めの私。1月最後の土曜日も、いつもの如く10時ごろのそのそと起き上がり、テレビのスイッチをつけた。
すると、お世辞にも上手いと言えない外国人が伴奏無しで歌っていました。「なんだこれ?」と思いつつしばらく眺めてると、見覚えのある女性がその歌について批評を始め、更に辛口な男性二人がいいたい放題批判している。どうやら審査員らしい。
それが今、ハマりにハマッているアメリカのテレビ番組「アメリカン・アイドル」なのです!
これは2002年からFOXテレビで放映されているアメリカのアイドル発掘番組で、現地では高視聴率を誇るもの。まずは全国各地で地区予選が開催され、合格した者だけが本戦地であるハリウッドに行ける。地区予選には10万人以上集まり(!)、ハリウッドに行けるのは数百人。更に毎週数名ずつ振り落とされ24名になり、そこから視聴者が電話投票出来るようになる。そして毎週最下位4名が落選、最終的に12名が残る。
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ここに残るだけでも大変な事なのに、ここからが本番のようなもの。この12名にはプロのスタイリストがそれぞれ1人ずつ用意され、舞台も大きくなり、今度は週に一人ずつ落とされていく。最終的に残るのはたったの1名。結果が判るのは5月だから、なんと5ヶ月もの期間をかけて作られた大掛かりなプロジェクトなのです!
ちなみに見覚えのあった女性審査員は、ポーラ・アブドゥルさん。1980年代後半から90年代初期にかけて、ダンスナンバーでヒットを飛ばした女性で、ジャネット・ジャクソンの振り付けやってた人でもあるんですよね。まさかこんな事をしているとは!(笑)
男性審査員の一人、ランディー・ジャクソン氏はサミュエル・L・ジャクソン従兄弟ですって。道理で目元そっくり。現在、音楽プロデューサーですが、「Journey」に籍を置いてた時期もあるみたい(知らなかったわ。)
そして最後!辛口評価で悪評高き、サイモン・コーウェル氏。この人は「アメリカン・アイドル」の元ネタ「ポップ・アイドル」というイギリスの番組で審査員をしていたらしい。その頃から口が悪く、"Mr.Nasty"(Nasty: 意地の悪い、嫌な、ムカつく)などという、ありがたくないあだ名をつけられているようです。それでも視聴者からの支持は多く、意外と一番人気のある審査員だったりする。確かに、『うわ、キツッ!でも的を得てる!』と思う時あるもんなぁ。ちなみにこの人の英語、思いっきりブリティッシュ・アクセントです。(だから尚更、意地悪く感じるのか? 笑)
まだまだ続く、勝ち抜き戦。毎週ドキドキワクワク、そして敗者に同情して目をウルウルさせてくれる番組から目が離せません!

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