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今月10日に公開された「チャーリーとチョコレート工場」、ついに観に行く事が出来ました!!
映画の中身は、8月2回に渡って日記に書いただけの事はありました。というか、いい意味でも悪い意味でも予想以上のものでした。 ・・・悪い意味でも??
☆ この映画に関する過去日記はこちらから ☆
そうなんです。悪い意味でも予想以上だったんです。恐らく「夢のチョコレート工場」というモトネタ映画を観た事のある人なら分かっていただけると思うのですが、今回のリメイク版は映像技術、俳優、スケール全てケタ違い過ぎます。オープニングからいきなりSF映画のよう。チョコレートを作っているシーンですら壮大です。主人公の男の子であるチャーリー・バケット(ネバー・ランドでジョニーと共演したフレディ・ハイモア)の住む家も、貧乏な大家族という設定で傾いてはいますが、その傾いた家ですらアート。むしろ住んでみたい気にさせられる(かも)。「これでもか。」ってぐらいCGを駆使し、完璧なセットが用意されてました。ある意味、ティム・バートン監督の底力を見せ付けられたようなものでしょう。
そしてウォンカ・チョコレートの経営者、ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)の怪演っぷりも素晴らしい!(というか、やり過ぎ?)ギルバート・グレイプでの「普通の人間」っぽさなんて、ひとかけらも感じられませんでした(笑)
あと、この映画を観た大半の人が釘付けになったであろう、ウンパ・ルンパ。これまたエラいことになってます!!ウンパ・ルンパというキャラは「夢のチョコレート工場」でも個性を発揮してましたが、今回のは更にパワー・アップ。選ばれた子供達がウィリー・ウォンカのチョコレート工場に入って間もなく登場する不思議の国の小人達、エンディングまで至る所に現れ笑わせてくれます。気が抜けませんでしたよ、ほんと。以前の日記にも書きましたが、この映画で何十人も居るウンパ・ルンパを一人でこなしたディープ・ロイ。この映画に出演した事により、ギャラが跳ね上がったそうな。映画を観たら確かに納得出来ます。
原作には書かれていなかったウィリー・ウォンカの幼少時代、原作とは違うエンディング*1、「夢のチョコレート工場」のチープさが全く失われて、ちょっと寂しいetc...など、意地悪な視点で観れば突っ込みどころも多かったけど、楽しみにしてただけあって観に行った甲斐がありました。出来ればもう一度観に行きたい、もしくはDVDを手に入れたい映画です。
Charlie & Chocolate Factory movie novel
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*1:原作:ロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」。ウォンカとチャーリー、ジョーおじいちゃんは、グレート・グラス・エレベーターに乗って家族を迎えに行く、というか連れ去るような終わり方。そして「Charlie and the Great Glass Elevator」という作品に続く。