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「イン・ハー・シューズ」に続き、ヒューマンドラマの部類に入ると思われる映画「エリザベスタウン」、観てきました。といっても、この映画に対しては前売り券を買ったり、正規の値段・1,800円も支払って観に行くほどの思い入れがなかった為、1,000円で観れる水曜日レディースデーを狙って。
劇場公開されたのが11月12日で2週間以上経っていたせいか、はたまた人気がないからか、映画館は半分の席も埋まっていない。『ありゃりゃー』と思ったものの、大好きな映画「あの頃ペニーレインと」を撮ったキャメロン・クロウが監督から脚本・製作まで手がけた作品だし(トム・クルーズも製作に絡んでいる)、胸キュン☆系若手俳優・オーランド・ブルーム君が出てるし、、、と自分に言い聞かせたりして。映画は、
大手シューズメーカーに勤めるデザイナー・ドリュー(オーランド)。自分の開発/デザインしたシューズが大量に返品され、会社に10億ドルもの損害を負わせる羽目に。カリスマ的社長・フィル(アレック・ボールドウィン)に呼び出され、解雇を言い渡される。自殺を考えたその日、父親が故郷のエリザベスタウンで心臓発作により死亡したとの連絡を受け、一人で向かうことになる。乗り合わせた飛行機で、人懐っこいフライトアテンダント・クレア(キルスティン・ダンスト)に出会い、エリザベスタウンでは暖かい人たちに囲まれ・・・。
・・・こんな感じで話が進みます。想像では、失意を受けた青年が魅力的な女性や人間愛に包まれて立ち直ったり、その街に住み着いたりするのかと思っていたのですが、そう単純なストーリー展開ではありませんでした。さすがキャメロン監督。
舞台になったエリザベスタウンも、ペニンシルバニア南部にある人口11,887人の小さな街でアメリカ人でも知らない人が居るだろうし、ドリューがクレアの作ったロードマップをもとに、家路に着く道中に訪れる地区もマニアック。(このあたりは「あの頃ペニーレインと」を彷彿させます。)
意地悪な見方をすれば、メリハリがなく「で、何が言いたいの?」とか、「なんでドリューだけが10億ドルもの損害の責任を取らないといけないの?」はたまた「オーランド君、君はやっぱり青い目・サラサラ金髪の方がいいね。」などと突っ込みたくなりますが、有り得そうで有り得ない、もしくは有り得なさそうで有り得る不思議感は、この監督ならでは、って感じ。
まぁ、好きな映画の部類として、心に留めておきましょう。
そういえば、「イン・ハー・シューズ」のシャーリー・マクレーン同様、素晴らしい女優さんが出てますよ! それはベテラン中のベテラン、スーザン・サランドン。とても魅力的でした。
それから、私の中では二枚目俳優的イメージの強いフィル役のアレックも、いい具合に貫禄がついてました(笑)
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